浦川 朋子
法務事務官、裁判所事務官、裁判所書記官として、22年間勤務した職歴を持つ。
豊富な社会経験を踏まえた分析力と、気さくで優しい雰囲気が持ち味。
頼られると嫌とは言えず、とことんまでやりきる性格の持ち主で、勝訴判決を得た後も、結果だけでなく、「もっとスピーディーに解決する方法はなかったか」と検証するほど研究熱心。
聴覚障害者の方達の相談を積極的に受けることができるようになりたいという気持ちから、仕事の合間に手話教室に通う努力家。
事務所ニュースでも披露している趣味の和菓子作りの腕前は、玄人はだし。目下、長唄三味線に挑戦中。
経歴
1961年 東京都吉祥寺市出身
1984年 中央大学・法学部卒業
1984年 法務事務官に任命
1984年 裁判所事務官に任命
1988年 裁判所書記官に任命
2006年 裁判所退職
2007年 弁護士登録(第一東京弁護士会所属)
所属
第一東京弁護士会・人権擁護委員会
メッセージ
弁護士事務所に来られる方達は、「困った、何とかしたいけど、どうしたらいいのかわからない」、そんな不安な気持ちでいっぱいだと思います。
私は、法律相談や、ご依頼後の打合せに来られて、相談や打合せが終わってお帰りになる時、少しでも、いらした方にほっとした気持ちになっていただくことが、一番、大切だと思っています。
そのためには、まず、相談者、依頼者の方のお話をじっくり聞くことが大切だと考えています。
私のところには、離婚や親族間のトラブルを抱えた方が数多く相談に来られますが、トラブルになった背景を理解するためには、夫婦や家族の長い歴史を知る必要があります。
このことは離婚や親族関係のトラブルだけでなく、他の事件も同様です。
ご本人たちは関係がないと判断して、それまで弁護士に話してなかったエピソードが、実は、解決の糸口であることが往々にしてあります。
弁護士の仕事は「ここまで」と線引きして割り切り、時間を切って打合せをすることは、簡単かもしれません。
でも、私は、割り切らないで、最後まで諦めないで、粘り強く、依頼者の方と一緒に問題解決に取り組みたいと思います。
相談や打合せの後、私に話したことで「ほっとしました」「元気が出ました」と言ってもらえるようにしたいと考えています。